レ・ミリオネアは1985年、ウルス・ボウラーによってスイス・チューリッヒにジュエリーメーカーとして設立された。パートナー兼デザイナーであるフランシーンと共に数多くのオートクチュールハイジュエリーを製作してきた。独創的で、圧倒的な芸術性に魅了された顧客の熱望により、長年のハイジュエリー製作のノウハウを生かし、2010年、時計製作を開始する。レ・ミリオネアウォッチは、時計の概念を覆し宝石と時計製造の垣根を超えた全く新しい風を吹き込んでいる。
ギリシャ神話からポセイドンをモチーフにし、最大の武器としていた三叉の矛を時針にあしらったモデルを発売。ケースは、大航海時代の木造帆船をイメージされ、素材にブロンズを使用し、長年の航海で形成された木目までも見事に再現している。ダイヤルには当時のカリブ海の古代海図がデザインされている。ラグには航海を安全に導く女神たち、サイドにはアンカーとロープを、リューズには舵輪をデザインしている。世界限定88本。
1742年、イギリスでラーカム・ケンドルがジョージ・グラハムとトーマス・マッジと共に脱進機専門のメーカーとして創業。1769年、クロノメーターK1を完成させ、これがイギリス海軍艦長ジェームズ・クックの第二回航海に使用され、世界一周に貢献する。その後、続いてクロノメーターK2、K3を開発。これらもイギリス海軍に採用され、のちのハワイ諸島やカナダのバンクーバー発見に寄与する。これらによって当時の大航海時代の航海に大きな功績を与えました。そして今新たな挑戦がはじまります。古くからあるパズルを解くような緻密な作業を施すイギリスの時計師と未知の海域に大胆にも果敢挑んだイギリスのクルー達のスピリッツを受け継ぐ4モデルの登場です。
ラーカム・ケンドルは自身が制作したクロノメーターK1でイギリス海軍艦長ジェームズ・クックの第二回航海を成功に導きました。その功績により、イギリス海軍に採用され、当時の大航海時代の航海に大きく貢献いたしました。そして今新たな挑戦がはじまります。古くからあるパズルを解くような緻密な作業を施すイギリスの時計師と未知の海域に大胆にも果敢挑んだイギリスのクルー達のスピリッツを受け継ぐ4モデルの登場です。
ポール・ゲルバーは、若干27歳でチューリッヒに自身の工房を立ち上げ、数多くの時計のレストレーションや製作を行ってきました。1996年に、自身の時計ブランド、Paul Gerberをスタートさせ、2つのローターを備えたユニークなモデル、レトロツインで特許を取得しています。また、これまでに、当時世界でもっとも複雑といわれた、ルイ・エリゼ・ピゲムーブメントに、世界最小フライングトゥールビヨンやジャンピングミニットつきスプリットセコンドクロノグラフを付加した、世界一パーツ数の多いムーブメントを完成させたほか、世界最小の木製クロックでギネスブックにも認定されています。ラ・ショー・ド・フォンの国際時計博物館で販売されている、The MIH Watchのムーブメントも手がけています。”どんな難題も解けるはず”という信条のもと、豊かな発想力を武器に新しいムーブメントを生み出す時計師、それがポール・ゲルバーなのです。
「ローターが2つ、または3つになったら見ていて楽しいでしょう」。そんな思いつきを実現していくのがポール・ゲルバーです。ユーモアを忘れずに真摯に時計作りに取り組み続けています。オリジナルの発想が詰まったムーブメントは後世の人たちも手入れがし易いようにと、どれも複雑すぎないよう、配慮されています。ポール・ゲルバーのコレクションは、作り手であるポール・ゲルバーの叡智と想いが込められた特別なアイテムなのです。